家族だけの結婚式が選ばれる理由とは?メリットと基本スタイルを知ろう
「本当に大切な人たちと、心温まる時間を過ごしたい」という想いから、近年「家族だけの結婚式」を選ぶカップルが増えています。華美な演出を控え、育ててくれた家族へ感謝を一番近くで伝えられるのが、このスタイルの最大の魅力です。
このセクションでは、家族だけの結婚式のメリット・デメリットから、3つの基本スタイルまでを解説します。お二人らしい結婚式の形を見つけるための第一歩として、ぜひお役立てください。
なぜ今「家族だけの結婚式」が人気?5つのメリット
家族だけの結婚式には、大規模な結婚式にはない多くの魅力があります。
費用を抑えやすい 最大のメリットは、家族だけの結婚式の費用を抑えられる点です。ゲストが少ないため、会場費、料理・飲物代、引出物などが大幅に削減できます。浮いた費用を新婚旅行や新生活の資金に充てることも可能です。
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準備の負担が少ない 招待客リストの作成や大量の招待状発送、複雑な席次決めといった手間が省けます。準備期間が短くても実現しやすく、多忙なカップルにも最適なスタイルです。
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アットホームな雰囲気で感謝を伝えられる ゲスト一人ひとりとゆっくり会話し、感謝を直接伝えられるのは少人数ならでは。新郎新婦とゲストの距離が近く、リラックスした和やかな時間を過ごせます。
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ゲストへの配慮が行き届く ご高齢の祖父母や小さなお子様がいる場合でも、休憩時間を設けたり、移動の少ない会場を選んだりと柔軟に対応できます。アレルギー対応食など、きめ細やかなおもてなしが可能です。
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自由度の高いプランニングが可能 形式にとらわれず、二人の理想を形にしやすいのも魅力です。思い出の場所での挙式やリゾートウェディング、こだわりのレストランでの食事会など、自由にプランを組むことができます。
知っておきたいデメリットと対策
魅力的な点が多い一方、注意点もあります。事前に対策を考えておきましょう。
- ご祝儀が少なく、自己負担額は増える傾向に いただくご祝儀の総額が少ないため、結婚式の費用総額は抑えられても、自己負担の割合は高くなる傾向があります。資金計画をしっかり立てることが大切です。
- 招待できなかった友人などへの報告が必要 友人や職場関係者へは、別途結婚報告が必要です。報告はがきを送ったり、食事会を開いたりするなど、相手との関係性に合わせた丁寧な対応を心がけましょう。
- 少し寂しいと感じる可能性も 大勢からの祝福や華やかな演出を望む方には、物足りなく感じるかもしれません。プロのカメラマンによる写真撮影にこだわったり、家族への手紙といった心温まる演出を取り入れるのがおすすめです。
あなたに合うのはどれ?家族だけの結婚式の3つの基本スタイル
家族だけの結婚式には、主に3つのスタイルがあります。お二人がどんな時間を過ごしたいかイメージしてみましょう。
1. 挙式のみスタイル
結婚の誓いを立てるセレモニーだけを行う、最もシンプルなスタイルです。
- おすすめのカップル:結婚の儀式をきちんと行いたい、費用や時間をかけずにシンプルに済ませたい方。
- 特徴:教会式、神前式、人前式などから選び、家族に見守られながら誓いを交わします。挙式後に家族写真を撮影するのが一般的です。
2. 会食のみスタイル
挙式はせず、親しい家族だけで食事会を開くスタイルです。入籍後の報告会として行われることもあります。
- おすすめのカップル:形式ばったことが苦手で、美味しい食事と会話をゆっくり楽しみたい方。
- 特徴:レストランや料亭など会場の選択肢が豊富。決まった進行はなく、リラックスして過ごせるのが魅力です。
3. 挙式+会食スタイル
挙式後に、同じ会場や近くのレストランで食事会を行う、最も人気の高いスタイルです。
- おすすめのカップル:結婚式らしい特別感とアットホームな食事会の両方を叶えたい方。
- 特徴:「きちんと感」と「和やかさ」を両立でき、一日を通してゲストと過ごす時間が長いため、満足度の高い結婚式が実現しやすいでしょう。

【人数別】家族だけの結婚式の費用相場と内訳|賢く節約する5つのコツ
理想のスタイルが見えてきたら、次に気になるのが家族だけの結婚式の費用です。ここでは、人数別の費用相場から詳細な内訳、そして賢く費用を抑える節約術までを具体的に解説します。
人数別に見る!家族だけの結婚式の費用相場
最も一般的な「挙式+会食」スタイルを例に、人数別の費用相場を見ていきましょう。
ゲスト10名の場合:約40万~80万円 新郎新婦と両家の両親、兄弟姉妹など、ごく近しい親族のみを招く場合の相場です。
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ゲスト20名の場合:約60万~120万円 親族に加え、特に親しい友人を数名招く場合の相場です。会場の選択肢も広がります。
一般的な結婚式(ゲスト約60名)の平均費用が約300万円前後であることからも、家族だけの結婚式は費用を大幅に抑えられることがわかります。
費用の内訳はどうなってる?主な項目をチェック
家族だけの結婚式の費用は、様々な項目から成り立っています。主な内訳を知り、どこを節約できるか検討しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 挙式料 | 挙式を執り行うための費用。形式により変動。 |
| 会場費 | 会食会場の使用料。個室料や貸切料など。 |
| 料理・ドリンク代 | ゲスト一人あたりの費用。費用全体で最も大きな割合を占める。 |
| 衣装代 | 新郎新婦の衣装のレンタル・購入費用。 |
| 美容着付け代 | 新郎新婦のヘアメイクと着付けにかかる費用。 |
| 写真・映像撮影代 | プロカメラマンによる撮影費用。 |
| 装花・ブーケ代 | 会場装花やブーケ・ブートニアの費用。 |
| ペーパーアイテム代 | 招待状、席次表、席札、メニュー表など。 |
| 引出物・ギフト代 | ゲストへのお礼として渡す記念品や引菓子など。 |
プロが教える!賢く費用を抑える5つの節約術
質を落とさずに家族だけの結婚式の費用を抑える、具体的なコツを5つご紹介します。
1. 会場選びを工夫する
ホテルや専門式場だけでなく、レストランや料亭も検討しましょう。レストランは会場費が比較的安価な傾向にあります。また、挙式と会食の場所を分けることで選択肢が広がり、費用を比較検討しやすくなります。
2. 時期や日取りを調整する
結婚式は春・秋の土日、大安などに人気が集中します。あえて真夏や真冬のオフシーズン、平日、仏滅などを選ぶと「オフシーズン割」や「平日割」が適用され、費用を抑えられることがあります。
3. 衣装やアイテムを持ち込む
式場提携外のショップでリーズナブルな衣装を探すのも一つの手です。ただし、衣装を持ち込む際は「持ち込み料」がかかる場合があるため、事前に必ず確認しましょう。
4. 手作り(DIY)できるものは自分たちで
招待状や席札、ウェルカムボード、プロフィールムービーなどは手作りしやすいアイテムです。費用を削減できるだけでなく、二人で準備する時間も素敵な思い出になります。

5. 少人数専用プランを活用し、複数見積もりを取る
多くの式場が、家族だけの結婚式向けの「少人数プラン」を用意しています。必要なものがパッケージ化されお得な場合が多いですが、内容は会場によって様々です。必ず2~3つの会場から見積もりを取り、内容と金額をしっかり比較検討することが重要です。
後悔しない!家族だけの結婚式の準備とおすすめの進め方
「何から手をつければいいの?」という不安を解消するため、準備から当日までのおすすめの進め方を時系列で分かりやすく解説します。一つずつ着実に進め、後悔のない一日を迎えましょう。
ステップ1:イメージ固めと両家への挨拶(6ヶ月〜4ヶ月前)
まずはお二人で「どんな結婚式にしたいか」を話し合い、理想のイメージ(雰囲気、場所、内容など)を共有します。イメージが固まったら、それぞれの両親へ結婚報告と挨拶に伺い、「家族だけで結婚式を挙げたい」という想いを丁寧に伝えましょう。この時に両親の意向も聞いておくと、後の準備がスムーズです。
ステップ2:会場探しと決定(5ヶ月〜3ヶ月前)
お二人のイメージと両家の意向をもとに、会場探しを始めます。結婚情報サイトなどで「少人数プラン」を探し、気になる会場が見つかったらブライダルフェアや相談会に参加しましょう。実際の雰囲気や料理の味を確かめることが大切です。必ず2〜3つの会場から見積もりを取り、プラン内容と費用を詳細に比較して、納得のいく会場を決定します。
ステップ3:衣装選びと家族への連絡(4ヶ月〜2ヶ月前)
会場が決まったら、お二人の衣装選びを始めます。提携ショップだけでなく、外部のレンタルサービスなども検討してみましょう。
同時に、ゲストである家族へ正式な連絡をします。日時、場所などを記した案内状を送ると親切です。その際、家族だけの結婚式でゲストが悩みがちな**「ご祝儀」と「服装」**について、お二人からの意向を明確に伝えておくのがマナーです。
- ご祝儀の扱い: ご祝儀を辞退する場合は、案内状に「ご祝儀などのお心遣いはなさいませんようお願い申し上げます」といった一文を添えましょう。
- 服装のアナウンス: 「平服で」と伝えるだけでなく、「男性はジャケット着用、女性はワンピースなど」と具体的なドレスコードを伝えると親切です。
ステップ4:当日のプログラムと詳細の打ち合わせ(2ヶ月〜1ヶ月前)
プランナーと相談しながら、結婚式の具体的な内容を決めていきます。司会の有無、BGM、演出(家族紹介、両親への手紙など)、料理のコースなどを決定します。事前に家族のアレルギーや苦手な食材を確認しておきましょう。カメラマンやヘアメイクの手配、席次決定などもこの時期に進めます。
ステップ5:最終確認と当日の準備(1ヶ月前〜当日)
準備も大詰めです。会場スタッフと当日の流れや段取りについて最終確認を行います。最終見積もりを確認し、期日までに支払いを済ませましょう。両親への手紙や謝辞の準備、ヘアメイクリハーサルなど、自分自身の準備も忘れずに行います。

家族だけの結婚式を成功させるQ&A|よくある疑問をスッキリ解決
準備を進める中で出てくる細かい疑問や不安を、Q&A形式で解決します。
Q1. 家族だけの結婚式におすすめの会場タイプは?
A. 理想の雰囲気に合わせて選ぶのが一番です。
- レストラン:料理にこだわりたいカップルに最適。アットホームな雰囲気で食事と会話を楽しめます。
- 専門式場・ホテル:結婚式のための設備が整っており、サポートも手厚いため安心。遠方の家族がいる場合、そのまま宿泊できるホテルは特に喜ばれます。
- 料亭:和装での結婚式にぴったり。趣のある空間で、ご年配の家族にも落ち着いて過ごしてもらえます。
- リゾート(国内・海外):結婚式と家族旅行を兼ねたいカップルに人気。非日常的な空間で特別な思い出を作れます。
Q2. 家族だけの結婚式に合う演出は?
A. 派手な演出より、家族との絆を感じられる心温まる演出がおすすめです。
- 新郎新婦からの家族紹介:お二人が進行役となり、人柄が伝わるエピソードを交えて家族を紹介すると場が和みます。
- 両親への手紙・記念品贈呈:少人数だからこそ、より深く気持ちが伝わります。普段言えない感謝を伝える絶好の機会です。
- 思い出の写真やムービーの上映:家族との思い出の写真をスライドショーで流すのも素敵です。
- 歓談の時間をたっぷり設ける:無理に演出を詰め込まず、ゆっくり会話を楽しむ時間そのものが最高のおもてなしになります。
Q3. 遠方から来る家族への配慮はどうすればいい?
A. 交通費や宿泊費の負担について、事前に両家で話し合っておくことが重要です。
- お車代(交通費)と宿泊費の負担:全額または一部を新郎新婦側で負担するのが一般的です。感謝のしるしとしてお渡ししましょう。宿泊が必要な場合は、会場近くのホテルを予約・費用負担するとより親切です。
- 余裕のあるスケジュール:移動の疲れを考慮し、結婚式の前泊や後泊を提案するなど、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
- 丁寧な情報提供:会場までのアクセス方法や時刻表などをまとめた「旅のしおり」を作成すると、安心して来てもらえます。
Q4. 結婚報告はがきは送るべき?
A. 式に招待していない友人や会社関係者へ報告するために、送ることをおすすめします。結婚報告はがきは、お祝いをいただいた方へのお礼と、結婚を正式に知らせる大切な挨拶状です。
式後1〜2ヶ月以内を目安に送りましょう。当日の写真を入れると幸せな雰囲気が伝わります。「近親者のみで挙式いたしました」のように、家族だけで式を挙げたことを伝える一文を添えると丁寧です。
ふたりと家族の絆が深まる、最高の結婚式を叶えるために
ここまで、家族だけの結婚式の費用とおすすめの進め方を解説してきました。しかし、具体的な計画以上に大切なのは、「なぜ家族だけで結婚式を挙げたいのか?」というお二人の想いです。
- 育ててくれた両親へ、普段は言えない感謝を伝えたい。
- 新しい家族のスタートを、一番身近な人たちに見守られながら迎えたい。
- 一人ひとりとゆっくり話せる時間を大切にしたい。
その純粋な願いを形にすることこそが、結婚式の本質です。家族だけの結婚式は、時間と空間を贅沢に使い、大切な人たちと心を通わせることに集中できる最高の機会です。お父さんの好きな日本酒を用意したり、お母さんが好きな花を飾ったり。そんな細やかな心配りができるのも、少人数だからこその特権です。
この記事でご紹介した進め方やアイデアを参考に、ぜひお二人で話し合いながら「自分たちらしいおもてなし」を加えていってください。完璧な司会や豪華な装飾がなくても、お二人が家族を想う気持ちを込めて準備した時間そのものが、何よりの贈り物になります。
家族だけの結婚式の費用は、決して「安く済ませる」ためではなく、本当に大切な「家族との時間」にお金と心を注ぐための賢い選択です。
パートナーと、「私たちは、家族とどんな一日を過ごしたい?」という、一番シンプルで大切な質問から話し合いを始めてみてください。その対話こそが、最高の結婚式を創り上げる第一歩です。