結婚式の準備で苦労することのひとつに席次表の配席を決めることがあげられます。
配席を間違えてしまうとゲストに対して失礼になったり不快いな思いをさせてしまうかもしれません。
少人数結婚式をすることに決めたけど席次表を作るときに親族の方々に失礼のないように席次表を作るときの注意点ってあるのかな?
そもそも家族婚のときに席次表って必要?
そんな疑問にお答えする記事です。
そもそも席次表とは?
席次表とは会場でゲストが座る場所を示す配席表のことです。
ゲストは席次表を見て自分の席を確認し、他のゲストと新郎新婦との関係を知ることができます。
最近では席次表に新郎新婦のプロフィールを入れる方や食事のメニュー表と一体になっているものも増えています。
2人のことをより知ってもらえるうえにゲスト同士が待ち時間にコミュニケーションをとるきっかけにもなります。
少人数結婚式に席次表は必要?
一般的に10人以下の結婚式では席次表は必要ありませんがゲストが困らないように受付のスタッフにゲストの誘導をお願いしたり席次表の代わりに席札や席次ボードを用意することをお勧めします。
しかし席次表が記念にもなるので10人以下の結婚式でも用意される方もいらっしゃいます。
10人以上の結婚式になるとゲストが困惑するのを避けるために席次表を準備したほうが良いでしょう。
両家が一同に集まることは滅多になく、お互いの名前や続柄を知る良い機会です。
席次表を用意しておくことで両家のコミュニケーションの場にもなります。
内容が充実した席次表は大切な思い出の品となりお互いの家族を紹介するという面でもおもてなしのひとつになります。
少人数結婚式で席次表を決めるときの注意点は?
結婚式で席次表を決める時に気を付けなくてはいけない事は主賓や目上の方、上司、年配の方の配席です。
一般の結婚式のようにお互いの関係が分からないと席次表が多少間違っていても気づく人は少ないですが、家族婚のようにお互いの関係が明確であると新郎新婦のマナーがなっていない、非常識だと思われてしまいます。
席次表を決めるときに大事なことは『上座』と『下座』です。
室内の空間の中で最もいい席を上座といい、逆におもてなしをする側が座る席を下座といいます。
一般的に入り口から一番遠い席が上座と言われておりますが結婚式場ではそれが必ずしも当てはまらないので注意が必要です。
結婚式場では新郎新婦が座る席に近い席が上座とされており一番遠い席が下座になります。
一般の結婚式であれば上座に上司や目上の方に座ってもらいますが少人数家結婚式の場合はそういった方々がいないので誰を上座に座ってもらうか迷ってしまいます。
少人数結婚式では両親、祖父母はもてなす側として下座に座り、新郎新婦との関係が遠い親族から上座に座ってもらいます。
血縁関係や年齢などで通常は席次表を決めますが親族通しの関係や相性などにも配慮が必要になります。
また高齢の方が体勢を変えないとメインテーブルを見れないという場合にも配慮が必要です。
子連れの親族の方は入り口に近い席の方がなにかと便利です。
そういった配慮をして配席を決めた場合は本人にその旨を伝えその他になにか希望があるか確認しておくことが大切です。
せっかくゲストのことを考えて決めた席次表でもこちらの意図が伝わっていないとギクシャクしてしまうかもしれません。
新郎新婦の話し合いで席次表の配置がおおよそ決まったら一番血縁関係のことを知っているご両親に必ず相談しましょう。
お互いが気持ちよく過ごすために席次表を決めるときは慎重に検討することが大切です。
まとめ
お互いの家族を紹介するという役割を持った席次表の作成は結婚式の準備の中でも大変な作業の一つです。
家族婚でも席次表を作るときには上座や下座などの決まりがありますがそれぞれのゲストのことを考え一人ひとりに配慮した配席をすることが大切です。
いつもお世話になっている親族の方々が気持ちよく結婚式に参加してもらえるようにご両親と相談して席次表を作りましょう。
この記事が参考になり皆さんの家族婚が素敵なものになりますように願っております。
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